作って学ぶTypeScript
この章では、TypeScriptを使った実践的な開発の流れを学びます。次のチュートリアルを用意しています。
- 開発環境の準備
- 簡単な関数を作ってみよう
- Reactでいいねボタンを作ろう
- Next.jsで猫画像ジェネレーターを作ろう
- Vercelにデプロイしてみよう
- Jestでテストを書こう
- Reactコンポーネントのテストを書こう
- Prettierでコード整形を自動化しよう
- ESLintでコーディング規約を自動化しよう
この章の目的は、「もし実務でTypeScriptを使ったらどんな開発になるのか?」について体験することです。この章を進めるにあたって、TypeScriptの知識はまだ無くても構いません。解説の手順どおりに進めることで、開発を追体験できるようになっています。
この章でのTypeScriptについての解説は最小限です。チュートリアルを進めるにあたり、必要なものは解説します。しかし、言語の詳しい仕様については省いています。まずは具体的な開発を体験してください。TypeScriptがどんな雰囲気なのか感じ取った上で、より詳しい言語の仕様や機能について学びたくなったら、次の章の「読んで学ぶTypeScript」をお読みください。
📄️ 読んで学ぶTypeScript
本章では、TypeScriptの言語機能をひとつひとつ解説します。解説の範囲はTypeScriptに留まらず、JavaScriptについても必要なものを解説します。これは、TypeScript学習者がJavaScriptも並行して学ぶことが多いためです。